…久々に時間があったので所用を済ませた後午後の海に。空は曇りだが雨の心配はなし。ついでに平日なのでお約束のバーベキュー部隊の臭い攻撃もなさそう。所用をすましている時から何かタイミング良く運んでいたので、今日はツキがあるかも、と期待して車を走らせる。
さて、駐車場に降り立つと周囲が何やら騒然としている。見ればなにやら胸にネーム入りの作業着風の若い女子が多数休んでおり、かしまし娘(古い)5万人状態。昨年もそうであったが、この時期のド平日は種々の遠足のメッカとなるA海岸なのであった。この状態で表ルートから降りようとすれば、ほぼ数百の瞳に注視されること必定。0.3秒で裏ルート突入を決定して降下。
…浜に降り立ってみると、貝だまりは全面に広がった感じ。何が原因で力尽きたのか、鵜?の亡骸が2体、それを覆うかのようなフナムシの超密集群、さらに漂う腐れ海藻の臭い、そして降り注ぐ先の女子軍の黄色い歓声および熟年グループの茶色い歓声。誠にゾッとしない雰囲気。
本日はいつもの木べらを忘れてしまったので、拾った竹片で探索開始。と、そばに見慣れない黒い物体を発見。何やらサメの卵殻らしいが、面白そうなのでよくわからぬままキープしてみる。
それから約30分、浜のあちこちを探索したが、割れクチムラサキ以外はめぼしいものは見あたらず。妙なものをキープした報いか?と思いつつも、しつこく見ていくとようやくウキ1を発見。ここのところこの浜では、模様の消えた貝ばかりお友達だったのでちょっとうれしい。…だが、その後が続かない。うーむ。結局いつの間にか静けさを取り戻した表ルート側から撤収することに。3時。収穫ゼロではなかったが…。