…ナツメモドキ若貝。大きい。今年も来ていたか。さらにすぐ近くの岩穴で同じサイズの若貝をもう一つ。ふむ。
…さらに数歩先の小穴でキイロ幼貝。よしよし。
その先でナツメ若貝、さらにハナビラ成貝。次いでハナマル成貝。次々と南方漂着系?が顔を出す。良い傾向だ。
…写真をぽちょぽちょ撮りながらさらに探索続行。ハナマルは結構しっかりとした成貝が多い印象。着いたのが比較的早い時期だったのか…?
そんな中、とある小穴をのぞき込むとナツメの幼貝が見え、さらに何やらいろいろ詰め込まれている?気配。写真を撮った後、ピンセットで一つずつ引っ張り出す。ナツメ幼貝をどけるとあらわれたのは例によってボケた感じの外套膜。よし、クロ(亜成貝)。その隣はハチジョウかヤクシマっぽい(?)幼貝。さらに奥にナツメ幼貝×2が潜むのが確認できた。見た目は何の変哲もない小穴なのだが、時々こういうことがある。うーむ。
小穴探索を終え、すぐ横の岩の割れ目をのぞき込むと、今度はまごうかたなき絣模様が目に飛び込む。ハチジョウ幼貝!かなり奥だったので、無理につまみ出さず写真だけにしておく。今年も無事来ていたか。
…この後、周辺でハナマル成貝多数・ハチジョウ幼貝2・クロ亜成貝2・ナツメ幼貝2・ハナビラ成貝1を確認できた。
状況から密かにホシダカラを期待していたのだが…。
さらに北側に回ると、今度はオミナエシとメ・ハナマルの乱れ撃ち(たまにシボリ)で他のお宝は姿なし。チャキヌ・カミスジは結局確認できず、ホシキヌタは幼貝を見たのみであった。
…今年は南方系やや優勢…なのか??クチムラサキやホシダカラあたりにも淡い期待を持たせる漁火行でありました。