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 学 名 
 Dolichupis cf.tindigei  (Fehse&Grego, 2010)
 和 名           
 Data 
 Zamboanga, Mindanao Island, Philippines
 Size    6.5mm    (Size Range: 5〜7mm)
 ひとこと
この属としてはやや小型の貝。全体の形は丸っこく、両サイドに段(というか肩)はほとんど形成されない。前後端部の突出は他種より小さいがはっきりと尖って突き出す。殻の色はややオレンジがかり、前後端部が薄いピンク色に染められる。背面の螺肋は左右合わせ20〜22本、歯は外唇側17〜19本、内唇側16〜19本。なお、この貝は近年記載されたが、模式標本をはじめ記載には海岸で拾った貝が使用されている。原記載によれば殻色は白いとされているが、螺肋なども含め摩耗している可能性もあると考えられる。図示した貝は底引き網で得られた死殻と思われるが、念のためにここではcf.として表示しておく。バリ島が模式標本の産地であるが、似た貝は沖縄のサンドポンプ砂からも見つかっており、日本以南の西太平洋の数十mあたりに広く生息しているのではないか。
How to get 
少ない。数ドル?
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