…アマモ帯手前から周辺の死珊瑚礫をめくって探索開始、早速ハナビラが登場。それにしても急速に水深が増してくる。しかも今年初潜りなので無理はしたくない。あまり沖目に出ることは控え、周囲を見ていく。珊瑚の繁茂する場所やガレ場も多く、あまりお宝のにおいがしない。転石下から見つけた何とかイモをお呪いでバッグに収め、さらに探索続行。大きなタコにガンを飛ばし、大きなコブヒトデやマンジュウヒトデを冷やかしつつ、枝珊瑚の小さなかけらの下にきれいなヒメホシをみつける。今年最初の生貝ゲット、やれやれ。
さすがに寒気を感じつつ、アマモ帯へ再突入。時期なのか、モズクが豊かに茂っている。潮はかなりあがってきているが、かなりの浅場なので探索は逆にしやすい。ここらはこの間の連休でしゅりさんや南紀オフ貝でおなじみのAさんが探索したエリア(リュウキュウやサバ系が出ていたようだ)。ただ何とも返す転石が少ない。たまに登場する転石を寒さに耐えつつめくり続ける。ようやく妙にでかいサバ1が登場。その後はナツメモドキがぽつぽつ。ここのモドキは腹面が白っぽくパラオ系の雰囲気が漂っている。年末M浦で採取したインドナツメ風の色づき個体とは大分様子が異なる。
…と、時計を見ると4時をまわり、風も出てきたようだ。寒さも半端なくなってきたのでここで上陸。吹き付ける風に震えながら速攻で着替えて車内に遁走した。
あがってしまえばシャツ1枚の陽気。もう一つの戦果ではあったが、生と美味なタコ刺しで気合いを入れ直しつつ、明日の勝負に向け妄想を巡らせた夜でありました。